桜の聖母学院幼稚園の環境から学ぶ
私たちは保育内容演習(環境)の授業で、「幼稚園の環境を観察し、その意味を読み取る」というねらいのもと、桜の聖母学院幼稚園に園見学へ行きました。
園見学は1時間、生徒それぞれが自分の思い思いに見たいと思った場所を観察しました。私は初め、1時間は長いのではないかと思っていたのですが、それは間違いで、むしろ時間が足りなかったし、本当に短く感じられました。
私が、園見学の中で勉強になったことの1つは、預かり保育がなされている教室にカーペットが敷いてあることです。カーペットは、預かり保育室のみに敷いてあります。それは、保育時間が長いためにこどもが疲れてしまうので、できるだけのんびりゆったりできるように、という先生方の考えから生まれました。その他にも、安全面や清潔も保つためにもさまざま配慮がいたる所になされているほか、室内園庭の設置など、放射線等をあまり気にすることなく、安全に遊べるよう工夫がなされていました。
こどものためを考えて環境を設定するということを実際に目で見て、話をきくことができたのは、とても勉強になりました。短い時間でしたが、本当にさまざまなことを学ぶことのできた時間だったと感じています。今回の見学を糧に、これからもこどものための環境について、考え続けていきたいです。
こども保育コース1年R.S