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国際平和論~沖縄研修~


 12月23日から26日までの3泊4日の共通教育(国際平和論)沖縄研修から、1年生10名が元気に帰ってまいりました!

 なんと、沖縄のクリスマスイブは25度を超える真夏日となり、沖縄でも26年ぶりの気温ということでした。汗をかきながら、学生たちは、沖縄地上戦の最後の地となった糸数アブチラガマに入り、小一時間ほど暗さと悲惨な当時の状態を体感しながら、説明を聞きました。

 また、午後は、ひめゆりの塔へ出向き、ひめゆり資料館も見学しました。
 沖縄戦の背景や、人々の生活の様子だけでなく、講話や、見学を通して、戦後の沖縄の状況、そして現在大きな問題となっている基地の状況など、多くの問題を体感し、考えさせられた4日間でした。

 2日目の夜は、沖縄国際大学の学生当時に、普天間基地のヘリの大学構内への墜落事故を体験した前田美幸先生が、当時の体験と、現在の基地問題についての講話をしてくださいました。圧巻は、教え子の中学生たちが有志で作った演劇の一部を披露してくださったことでした。1959年の小学校へのジェット機の墜落事故の懐古劇でしたが、本当にお見事で、涙する学生たちが多くみられました。
 その後、クリスマスケーキを挟んで、学生と中学生の交流が行われ、時を忘れた良い時間となりました。

 もちろん、国際通りでのショッピングや美ら海水族館の見学など、沖縄を思う存分楽しんだ4日間でした。平和に感謝し、これからの時間を大切に過ごすための糧となる4日間を過ごすことができました。
皆さん、よいお年をお迎えくださいね。

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