【福島学】 第3~5講 (6月26日)
本日の福島学では事前に各自「福島独自の課題について」A4サイズコピー用紙2枚以上のレポートにまとめ、それを持参し、グループごとにディスカッションを行いました。
「なぜそれが福島独自の課題だと思ったか」をそれぞれが明らかにし、グループで共有をしました。今年度も福島学ではSDGsの目標を念頭に福島の課題、福島の良さ、福島の復興とこれからを提言していきます。
グループでの討論は学びの定着に重要です。グループでの討論を効果的に進めるためにルールを決め、司会、書記、タイムキーパーなどの役割も決めます。
大学ではさらに学生が主体的に学ぶことが求められます。KJ法を使いそれぞれの意見を活発に出し合い、また、ワールドカフェによって他のグループの学びも共有しました。
【学生の感想】
・私たちの班で、福島の独自の課題をまとめ、その全てに通ずるものとして、地域の情報が周知されていない、または正しく伝わっていないことが原因だと結論を出した。
・付箋ワークをしてグループのみんなは様々な視点からみていてそれぞれ違い、なるほどと感じる部分が多かった。
事前に自らが「福島の課題」を丹念に調べてから授業に臨み、議論し、さらに他グループに意見を反映するというスタイルのため非常に学生たちは活発で深い議論ができていたようです。学生たちは南相馬市の視察を経て、福島の課題をSDGsに結び付けるフェーズに徐々に入っていきます。“次世代の復興人”として、どのような視点を獲得するのか楽しみです。