【国際平和論】沖縄研修 〜フェーズ2〜
フェーズ1に引き続き、②沖縄の文化や自然、環境に触れ、未来型思考で平和を実現する大切さを学ぶフェーズ2の様子もご紹介いたします。
フェーズ2の目玉は、浅野誠先生のご講演です。場所は先生の大きなご自宅。
大きなテラスにハーブが育てられており、鳥や蝶が飛び交う等、夢のような空間。
そんな素敵なご自宅で、沖縄の文化や自然に関して、たくさんお話を伺えました。
取れたてのハーブ・ティーもいただきました。
講演の後には、海までフィールドワーク。
浅野先生は、非常にパワフルで、道のないところも歩きます。子供のころを思い出し、キャーキャー言いながら歩く学生たち。
何となく「綺麗だなぁ」と見ていた緑でしたが、『沖縄戦で木々が焼き尽くされてしまったから、米軍がヘリコプターで種を蒔いて生えた』と教えていただき、元々あった木々ではなく、そのような事情があったことに驚きました。それと同時に、戦争は自然を破壊するものなのだと実感することもできました。
海では引き潮のため普段は海中にあるサンゴ礁の上を歩くことができました。これらのサンゴも戦争や基地の建設等により壊されてしまう恐れがあるのだと思うと、見方が変わります。
ご訪問の最後は、先生と記念写真。
浅野先生、本当に有難うございました!
沖縄海洋博公園も訪問しました。公園内には、美ら海水族館や海洋文化館、おきなわ郷土村、熱帯ドリームセンターエメラルドビーチ等々、沖縄の自然や文化を学べる場所がたくさんあります。
美ら海水族館では、プラスチック等のゴミにより海の生き物が傷つけられてしまうというお話も伺え、環境問題に興味が沸いた、と話す学生もいました。
備瀬のフクギ並木は、沖縄の人々を台風等から守ってくれる木々が残されています。並木の中に実際に居住している民家があり、沖縄の人々の生活を垣間見ることができます。
エメラルドビーチは素晴らしくきれいなビーチ。福島では見られない白浜の海に興奮気味の学生もいました。
今回は全国割が適用になったので7千円分のクーポンがもらえました。
学生たちは沖縄グルメを満喫。
沖縄では、団長を初めとした学生たちが一丸となって研修に臨みました。
学科専攻コースも学年も異なるメンバーでしたが、いつの間にか仲良くなっていて、とても楽しそうでした。他方で、ひめゆり祈念館では涙を流す学生もおり、しっかりと学ぶことができている様子でした。
現地に訪問することで体感できる平和に向けた学び。学生たちにとって大変貴重な研修となりました。