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福島学 第3講~第4講


「福島学」第3講では3.11以降の復興を考えるために、我謝京子監督の「ここで、生きる~911、311、そしてコロナ禍~」を視聴しました。3.11から10年に渡って被災地に生きる方々を追っているドキュメンタリー映画です。また、第4講では、「Fukushima50」を視聴し、3.11直後に福島第一原子力発電所で何が起きて、現場の人々がどのように動き、そして現在の私たちにどのような影響があるのかを考えました。
映画2本の視聴し考えたことをそれぞれまとめています。
学生の感想から、
「分野にとらわれず多様な考え方ができる人間になるために,様々な経験をするべきだと思われる。ひとつの出来事に対して,複数人から話を聞くことの重要性も理解できた。国の情報,検査の情報,地元住民の経験等々,その方からしか分からないことも沢山あるだろう。高校生の時に,漁師さんと役人の両方から海洋放出についての考えを聞き,考えされてくださった社会科の先生に改めてお礼を言いに行きたい。」高校での学びが短大での学びに継続
している様子が伝わってきます。
「福島に住み、震災を経験したわたしたちは災害時、誰よりも率先して災害に対処しなければならないと思う。震災で経験した学びは実際に次、震災が起きてしまった時に生かさなければならない。被災したことをマイナスにだけ捉えるのではなく唯一の経験をした事をプラスに捉え、自分の体験として万が一に備えることがわたしたちにできることだと思う。」
被災地であること、被災者であることを前向きにとらえその経験を生かしていこうとする姿勢が伝わってきます。

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