福島学 南相馬市職員の皆様による特別講演
本日は、南相馬市職員の皆様に本学においでいただき、震災からの復興、そして未来に続くロボット産業についてご講演いただきました。
南相馬市の現況と発展に向けた取り組みについてイノベ政策課の石川様、岡田様よりお話しいただきました。南相馬市の概要からソウルフード、震災からの時系列に沿った復興の歩みなど多くのことをお伝えいただきました。またロボットテストフィールドの活動も含めた福島イノベーション・コースト構想についてや南相馬市のロボット振興ビジョンについては、商工観光部商工労政課ロボット・次世代産業推進課室長安藤様よりご説明をいただきました。
【学生の感想から】
大都市にはなく、田舎ならではの視点で何を生かせるかを考え、実行していることは、立ち直る力が特に強かったことで出来たことであると思う。振興に大切なのは、諦めず再び立ち直る力であると改めて思う。
昔から続く地域の特色、そして今の特色について触れることで、より南相馬市に密接した知識や考えが生まれるであろう。開発が進む面と、現在の課題点双方から見ていくことが重要である。
【他の科目との関連について】
キャリア教養学科の科目「地域形成論」では、自分の住んでいる地域が今どのような現状なのかを学び、地域を形成していくにはどうすればよいのかについて学んだが、今回来てくださった方は、ロボットによって南相馬市を活性化させる取り組みをしているということを理解した。南相馬市は、地域を形成する1つの手段として、ロボットに重点を置いて地域を形成しているのだと思う。また、若い人だけでなく、高齢者も使いたくなるロボットの開発をすることはとても良いものであると思う。