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第3回 福島学 「ここで生きる」鑑賞


 毎年、福島学では、 3.11以降の復興を考えるために、我謝京子監督の「ここで、生きる~911、311、そしてコロナ禍~」(監督 我謝京子さん)を視聴しています。3.11から10年に渡って被災地に生きる方々を追っている秀逸のドキュメンタリー映画です。

 今年入学した学生の多くが東日本大震災当時、5歳児、6歳児でした。震災後の困難の中、自分自身に何が起こったのか理解できない状況で自主避難をした学生もいます。

 これから、福島の復興を担うために震災で何が起こり、そして課題になっているのか、自分のこととしてとらえる視点を養っていきましょう。

【学生の振り返りから】

・長い人生の中で楽しいだけではいられない。必ずその人の地獄があるしそれでも生きていかなくてはならない。

・山内しづ子さんは女性4人で震災後助け合い、避難所の西原さんは今自分になにができるのかを考えて、体操教室を開いている。被災された方々は誰かのためにできる優しさと自分から行動できる強さを持っている。

・誰かのために率先して活動している女性たちの存在を学び、私は日常生活の中で自分から行動する機会を今後増やしていきたいと考えた。

・震災の悲惨さや苦しみを実感し、1日1日を大切に生きていこうと思えた。災害はいつ起こるか分からないもので、これから先何が起こるか誰にも想像できないからだ。今、身近な人や家族が元気で過ごしていることは非常に幸せなことである。周りの人を大事にし、毎日を大切に生きていくべきである。

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