【教養科目】2025年度「福島学」スタート!
今年度も「福島学」がスタートしました。
この科目は、地域について貢献できる人材になりたい、福島県の復興に関わりたいという学生たちが履修しています。第1講では、福島学を立ち上げから担当している三瓶先生より、この科目の目的、そして若い学生たちに期待していること、福島県からの問題提起とは何かなどが解説されました。
まず、三瓶先生から学生たちには以下のような問いかけが・・・。
『皆さんの福島についての関心ごとは?福島のイメージは?』
この問いに対して学生たちの回答の一部を紹介すると・・・
・やさしい人が多い。
・フルーツラインが楽しい。
・海産物の輸入規制がある。
・人口の減少・・・。
『皆さんの3.11の記憶は?』
・あんまり覚えてないかも・・・
そうなのです。震災当時、4歳・5歳だった学生たちには、震災の記憶がありません。では、3.11から得られた教訓をどう伝えたらいいのでしょう?
・・・というわけで、
3.11東日本大震災からの復興について考え続けている「福島学」
「私たちに何ができるか?どう伝え続けられるか考えよう」
目で見て、聴いて、触れて、感じて、様々な経験から学んでいこう!
災害の多い日本だからこそ過去の災害の教訓を生かしていけるように。
をテーマに、今年度も学び続けます。
2025年度の福島学では、フィールドワークの一環として大熊町にある中間貯蔵施設の見学を予定しています。
被災地の未来と希望の創造のために、そして自分たちの下の世代に伝えるための学びのスタートです。
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