誰かがやってくれる」ではなく、「私がやるんだ」！ ～福島学スタート～

東日本大震災から４年が経過しました。
福島も周りの風景も、少しずつ変わってきています。
福島で学ぶ私たちの生活も思いも、少しずつ変わってきています。
でも、変わらないこともあります。変われないこともあります。変えてはいけないものもあります。

４年目を迎えた共通科目「福島学」も、第１回目がスタート。
この授業では何を学ぶのかというガイダンスでしたが、今までの先輩たちの学びもチャージの二瓶由美子先生から紹介されました。

先輩たちがいかに目・耳・肌など・・・五感や感性をフルに使って福島の現状を学んだのか、さまざまな社会貢献プロジェクトを通じて、いかなる行動力と判断力を習得したのかなども聞くことができました。そして、様々な事情から断絶されてしまったコミュニティの状況も説明されました。

悲観しても「福幸」へ歩み寄ることはできない。
諦めたら、「福幸」には近づけない。
「誰かがやってくれる」では「福幸」は訪れない。

だからこそ、この科目では、様々な情報を冷静にキャッチし、自ら判断し、できることは何なのかを考え行動に移すことができる、復興に寄与できる女性の育成を目指すのです。