福島学 「福島の復興とリスクコミュニケーションを考える」
本日(7/3)の授業では3.11を、震災直後の学生の様子や学内の状況、また、原発事故後の福島の状況を、スライドを通して説明し、振り返り、福島の復興とリスクコミュニケーションを考えました。
水素爆発の映像には、一瞬にして当時を思い出させる強烈なインパクトがあり、原発事故が福島にもたらした影響を再認識しました。
また、放射能汚染による風評被害によりダメージを受けた農業の取り組みについて、「農業の復興と安全、安心な農産物の提供」を目指した、JA新ふくしまの事例を取り上げ説明し、農業の面からのリスクコミュニケーションについても考えました。
最後に、「福島に住む我々は、決して事実から逃れることはできない」とした上で、「正しい知識を身につけ、その上で、よく考えそして判断し、放射能汚染と対峙しつつ福島の将来を構想していくことが皆さんのミッションです」という言葉で授業を締めくくりました。
今後の福島学は、学生の若い力で、南相馬や地域の復興に役立てていくことになります。