「福島学」でのプロジェクト成果を力強くプレゼン!!! ~国見町「まちづくりカフェ」にて~
「国見町でのプロジェクトって、どんなことしてたの?」
「小学生と中学生たちと、まちづくりをマインドマップで考えたり・・・」
「へぇ。小学生たち、元気そう。」
「そう。めちゃくちゃ元気なんだよ。でもね、自分の地元について、すっごく知ってるの!」
「国見町の名物って何?」
「ももたん!それから桃!」
「“ももたん”って何?」
「国見町のマスコットキャラクター。かわいいよ。」
「あ、ほんとだ。かわいい❤」
これは、国見町で行われた「まちづくりカフェ」に参加したキャリア教養学科1年生たちの会話。共通科目「福島学」の履修学生5人で参加しましたが、国見町プロジェクト参加組と国見町「初入り」組という組み合わせでした。小中学生と共に作成したマインドマップ成果物を前に、国見町初入り組からの質問が止まらず・・・。友人が参加したプロジェクトの内容に真剣に質問をしている学生たちの様子からは、知的好奇心の旺盛さがうかがえました。
さて、この国見町。
この地域は、福島大学と本学と共に域学連携事業を複数行っています。高等教育機関との複数プロジェクトを通じて、学生の力を真剣にまちづくりに生かそうとしている自治体なのです。今回は、4つのプロジェクトの発表。福島大学から2プロジェクト、本学から2プロジェクトでした。一つは、共通教育「福島学」における小中学生とのプロジェクト「くにみ未来まちづくりワークショップ」、もう一つは生活科学科食物栄養専攻とのプロジェクト「食育~国見町の食文化発見と食づくり」でした。
このプロジェクトの成果を、地域住民たちとシェアしよう・・・というのが、「まちづくりカフェ」。とても多くの住民の方々が参加してくださり、「若い人たちがもっと地域に入ってほしい」「いやー、同じ地域でも少し離れると食文化も異なるの?」「子どもたちの力をこんなに伸ばしてくれるなんて・・・ありがとうね」などなど、たくさんの声をいただきました。
2012年度からスタートした「福島学」ですが、2016年度も国見町との連携が決定しています。さてさて、今度はどんな連携プロジェクトが展開され、学生たちのどんな力が伸ばせるのか・・・今から楽しみですね♪