新入生の学びをサポート-マインドマップを学ぶ-
桜の聖母短期大学では毎年、入学間もないこの時期に、1年生全員がマインドマップを学びます。大学生としての学びをサポートする科目「ベーシックスキルズ」の授業の一環です。「マインドマップって何?」と思われる人もいるかもしれませんが、発想を展開したり、物事を整理し記憶したりと、短大での学びだけでなく、卒業後も様々な場面でとても役に立つものです。
マインドマップについて知りたい方はこちら
→http://imindmap.com/ja/how-to-mind-map/
毎年、公認インストラクター4名を講師にお迎えし、朝から夕方まで1日かけて授業を行っていますが、今年は、卒業生が応援に駆けつけてくれました。2年生の時に行った卒業研究のテーマに選ぶほどの、マインドマップ・ファン。新入生を指導したり、就職試験の面接でマインドマップを活用した体験を講演したりと、大活躍でした。
授業では、午前中は描き方など基本的なことを学び、午後からは、実際にマインドマップを活用してみます。例えば、「私が好きなもの」というテーマの演習では、マインドマップを使い、発想を広げていきます。また、別の演習では、本学の母体である修道会の設立者 聖マルグリット・ブールジョワの生涯をマインドマップで体系的に整理し、記憶することに挑戦しました。
とても楽しい授業でしたが、学生には宿題があります。「2年後の自分」を考える、というテーマです。マインドマップを使って、自分自身がもつ無限の可能性をどのように展開し、未来を描くのでしょうか。とても楽しみです。そして、学生の「思い」が実現することを祈りたいと思います。