全国トップクラスの教育(文科省採択プログラム)
大学間連携共同教育推進事業
「大学間連携共同教育推進事業」短大では唯一、2分野で採択
平成24年9月3日、文部科学省 平成24年度「大学間連携共同教育推進事業」に桜の聖母短大と他大学との連携事業が採択されました。本事業は、「地域連携」と「分野連携」の2分野がありますが、本学は同時に2つの分野で採択されました。「分野連携」では、採択校の中で短期大学は本学のみとなっています。申請件数153件の中から、「地域連携」に25件・「分野連携」に24件の合計49件の取組みが選定されました。
大学間連携共同教育推進事業
(Program for Promoting Inter-University Collaborative Education)
「大学間連携共同教育推進事業」は、国公私立の設置形態を超え、地域や分野に応じて大学間が相互に連携し、社会の要請に応える共同の教育・質保証システムの構築を行う取組の中から、優れた取組を選定し、重点的な財政支援を行うことにより、教育の質の保証と向上、強みを活かした機能別分化を推進することを目的としています。
分野連携
学士力養成のための共通基盤システムを利用した主体的学びの促進(分野連携)
- 【連携校名】
- 千歳科学技術大学(代表校)、山梨大学、愛媛大学、佐賀大学、北星学園大学、創価大学、愛知大学、桜の聖母短大
- 【連携機関】
- 日本メディアル教育学会・大学eラーニング協議会・日本情報科教育学会
- 【連携取組の概要】
- 学士力における質保証に課題意識を持つ国立・私立、理系・文系、学部・短大の8大学と学協会が連携し、学士力に関わる共通基盤的な教育要素(教材・モデルシラバス・到達度テスト)を、クラウド上の共通基盤システム上に共有する。その上で、①各大学の入学段階の学生の学習や学習観特性を把握・共有し、各大学で実施すべき初年次系の学修支援プログラムや②社会の要請に呼応した共通の到達度テストに基づく弱点箇所をeラーニングで主体的に学ぶキャリア系の共通の学修支援プログラムを実施する。③大学間のFD・SDを通じて各大学の特色ある教育方法も共有しながら質の高い教育プログラムを展開して、基盤的な知識・技能を上手に活用して自ら問題の解決にあたれる自律型人材の育成を目指す。さらに、一連の取組を学協会と協働して、他大学や地域社会で活用できる汎用性の高い学習内容や方法を構築し、ユニバーサル時代の日本の高等教育の質向上へ寄与する。
地域連携
ふくしまの未来を拓く「強い人材」づくり共同教育プログラム(地域連携)
- 【連携校名】
- 福島大学(代表校)、会津大学、福島県立医科大学、いわき明星大学、奥羽大学、郡山女子大学、東日本国際大学、福島学院大学、日本大学、放送大学、会津大学短期大学部、いわき短期大学、郡山女子大学短期大学部、桜の聖母短期大学、福島学院大学短期大学部、福島工業高等専門学校
- 【連携機関】
- 福島県立テクノアカデミー郡山、福島県立テクノアカデミー浜、福島県立テクノアカデミー会津、福島県、福島県市長会、福島県町村会、福島県商工会議所連合会、福島県商工会連合会、福島県中小企業団体中央会、福島県農業協同組合中央会
- 【関係大学・コンソーシアム】
- アカデミア・コンソーシアムふくしま
- 【連携取組の概要】
- 少子化・人材の県外流出等による県全体の競争力の低下が、東日本大震災及び原発事故によって加速・深刻化した。県内の高等教育機関が単独の力では切り抜けることができない現下の課題に対し、教育の質保証ができるシステムの構築、産官民学連携による地域社会の知的資源を積極的に活用したモデル的教育プログラムの開発、地域産業・地方自治体における復興再生プロセスへの参画による課題探究・解決能力の育成、高大連携の場で学生の能力を高める仕組み作り、人材育成を担う「教育協働」の高度化による教育の質向上、などの取組みにより、逆境を乗り越え専門職業人として長く活躍できる「強い人材(課題探究・解決力を持ち、情報発信力が高く、つなぎ・導くことのできる人材)」を育成し、地域にある高等教育機関としての役割を果たす。