8・9月オープンキャンパス食物栄養専攻報告(DNA実験・和菓子入門・紅茶の入れ方・商品開発)
8~9月に開催された3回のオープンキャンパスの様子をご紹介します。模擬授業や学生の取り組みを通して2年間の学びをイメージできます。栄養士・フードコーディネーター・フードサイエンティストを目指したい方、食べることが好きな方、料理やお菓子作りをたくさん習いたい方は、ぜひ進路のひとつとして本学の食物栄養専攻を候補に考えてみて下さい。
<8/5オープンキャンパス>
模擬授業のテーマは「遺伝子にさわってみよう!」でした。解剖生理学・生化学が専門の渡部先生による授業です。私たちの体のいたるところにある「遺伝子=DNA」を目で見て、実際に手で触ってみました。知識を覚えるだけではなく、生物のしくみを実験で解明することで理解が深まります。「実験が苦手」「高校では実験をしていないけど…」という高校生にこそ、実験を楽しんでもらいたいと思います。
<8/26オープンキャンパス>
模擬授業のテーマは「プロから学ぶ和菓子入門」でした。福島市の老舗和菓子店「清風庵」の菅野先生による授業です。和菓子職人菅野先生から「桜の季節」「遠桜」の練り切りの作り方を教えてもらいました。先生は簡単そうに片手で生地をくるくると回したり道具を使ってあっという間に完成させていました。やってみるとなかなか大変でしたが、自分で2種類の和菓子を作れて達成感を味わえたようです。
<9/22オープンキャンパス>
模擬授業のテーマは「20分でティーメイクのプロになる!」でした。食文化・地域食生活論が専門の池田先生の授業です。茶葉から入れる英国式の本格的な紅茶の入れ方を学びました。日ごろは、紅茶や緑茶をペットボトルでしか飲んでいないという参加者が多かったですが、茶葉の特徴を学びながら美味しく紅茶を入れて、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
9/22のオープンキャンパスでは、食物栄養専攻2年生が「国見りんごスイーツプロジェクト」で開発した「ポム ブッセ」を作り、参加者に提供しました。国見町住民向け試食会で、一番高い評価をいただいたスイーツで、国見町産の美味しいりんごのジャムをふわふわの生地で挟んだものです。学生たちが自ら作って提供しました。「りんごがたっぷりでおいしかった」という感想をいただきました。
また、本学のオリジナルキャラクター「どりーぷ」をモチーフにした「コラーゲン入りどりーぷまん」も提供しました。市川ゼミの一ノ瀬さんが、特別研究(卒業研究)として、コラーゲン1,500㎎と野菜がたっぷり入った美容を意識した中華まんを開発・調理しました。写真はどりーぷまんが誕生するまでの過程です。アンケートでは「かわいい!」「おいしい」という良い感想をたくさんいただきました。
11/3(土)の「あかしや祭」では、「どりーぷまん」の販売や個別の学科紹介・相談コーナーがあります。いつものオープンキャンパスよりもゆっくりお話ができます。みなさんのご参加お待ちしています。