2年間の学びの成果を確認する「栄養士実力認定試験」に向けて-対策講座と各授業での取り組み
食物栄養専攻2年生は、毎年12月に行われる一般社団法人全国栄養士養成施設協会主催の「栄養士実力認定試験」に向けて、全員で勉強中です。全国の栄養士・管理栄養士養成課程の学生1万人以上が受験するもので、栄養士としての専門知識が十分に身についているかを確認する重要な試験です。
本学では、できるだけ評価レベルのA判定(栄養士として十分な知識を有しているレベル)の成績をとり、自信をもって卒業できるように、学生と教員が一丸となって試験に向けて取り組んでいます。
教員は2年生の各授業で1年半の学びのおさらいをしたり、手作りの要点プリントやミニテストで、試験に出る栄養士必須の情報を身に着けられるように努力しています。また、専任教員・兼任教員で模擬試験(予想問題)と解説を作成し、傾向と対策もアドバイスし、全力で2年生をサポートしています。
本試験の問題数は85問で、出題範囲は14科目(公衆衛生学、栄養学各論、生化学、公衆栄養学概論、食品衛生学、栄養学総論、解剖・生理学、栄養指導論、食品学各論、給食管理論、社会福祉概論、臨床栄養学概論、食品学総論、調理学)からです。非常に広い範囲から出題されるため、学生にとっては大変ですが、やはり栄養士として絶対に覚えておかなければならない知識を確実に身につけられる機会でもあります。この経験は、卒業後にぜひ受験してほしい管理栄養士国家試験の土台になります。
試験は12月11日(日)です。あと約1ヶ月間、2年生は体調管理に気を付けながら、仲間や先生たちと一緒にがんばりましょう。