食物栄養専攻「食と健康セミナーオンライン2020」を開催しました！

　食物栄養専攻では、授業や講演会などを通して、NR・サプリメントアドバイザー*（日本臨床栄養協会認定）の受験資格取得ための支援を行っています。近年需要の高い保健機能食品やサプリメントについて正しい情報を発信・提供でき、栄養士・管理栄養士としてのステップアップが期待される注目の資格です。
　サプリメントに関する知識をより深めるための研修会として、“栄養を正しく理解する・サプリメントに対する正しい考え方とは？”をテーマに、早川公康先生（仙台大学大学院スポーツ科学研究科・体育学部運動栄養学科教授）をお招きして「食と健康セミナー2020」を7/18(土)に開催しました。例年、アレルギーや歯の健康などのテーマで実施している本セミナーは、当初は対面型の講義形式で予定していましたが、早川先生にご協力いただいてオンライン会議システムZoomを使った同期型の講義形式に変更して実施しました。食物栄養専攻の1、2年生と生活科学科の教職員を含む65名が、自宅や学内から参加・視聴し、チャットやマイクを通して双方向にやり取りも行いました。

　管理栄養士、公認スポーツ栄養士、NR・サプリメントアドバイザーなど多数の資格をお持ちで学生時代は十種競技の選手であったという早川先生の経歴から、学生たちは興味津々で、講演後の振り返りレポートでも充実した内容であったことがうかがえました。学生たちのレポートの一部を下記で紹介いたします。

　疾病予防や健康増進の目的だけでなくアスリートや美容などの視点でサプリメントを活用することの意義をよく考え、サプリメントに対する偏ったイメージを持っていた学生たちはそれを払拭する貴重な機会になったのではないかと感じます。

※NR・サプリメントアドバイザーとは、消費者に対して保健機能食品やサプリメントについて、専門的観点から個々の栄養状態を評価し、適切にアドバイスができる人として日本臨床栄養協会が認定する資格です。