食物栄養専攻2年生~A認定を目指して!~「栄養士実力認定試験」受験に向けて猛復習中
食物栄養専攻では、2年次の毎年12月に一般社団法人全国栄養士養成施設協会が主催する「栄養士実力認定試験」を受験し、栄養士としての専門知識が十分に身についているかを確認しています。栄養士と管理栄養士養成課程の学生が受験する受験者数1万人規模の試験です。今年度は12/13(日)に実施予定で、2年生の33名が受験に向けて対策授業や模擬試験で総復習をしているところです。
本学では、評価レベルのA認定(栄養士として十分な知識を有しているレベル)を目指し、各科目の重要ポイントを復習する講義と過去問題のミニテストを繰り返し行っています。さらに、教員たちによる手作りの模擬試験の実施や、授業外でも補習を行ったり、自主的に個別指導を受けたりもしています。
試験内容は、公衆衛生学、生化学、食品学、臨床栄養学、給食計画論など14科目にプラスして複数の分野にまたがる総合力問題があり、全85問が出題されます。幅広い知識が問われるため、模擬試験後の学生たちは疲労困憊していますが、やはり栄養士として絶対に覚えておかなければならない知識が、確実に身についていく機会でもあります。
受験勉強を始めると、出題範囲が広すぎると感じてどこから手を付けていいのか、、、、と途方に暮れそうになったりもします。ただ、自分はどこが理解できていないのか、勉強が足りていないところはどこか、どこを勉強し直すべきかなどが段々分かってきます。食物栄養専攻で学んだ2年間の成果を十分発揮できるように、また、栄養士や食の専門家として専門知識をしっかり身につけ、自信を持って卒業できるように当試験の受験を勧めています。そして、この経験は、卒業後に栄養士の実務経験を経てぜひ受験してほしい管理栄養士国家試験の土台になります。
昨年度までの試験の成績は下図のとおりで、A認定者が半数以上を占め、全国の短期大学受験生の平均得点を上回っています。今年度の受験生の成績発表は来年1月下旬の予定です。まずは全員が万全の状態で受験できますように☆