食物栄養専攻の今が分かる! オープンキャンパスレポートと次回7/17(土)のお知らせ
6/19(土)の食物栄養専攻のオープンキャンパスでは、教員と2年生による学科紹介と入試・奨学金説明につづき模擬授業「調理の力~基本のだしをとろう~」「食事と健康~実験の基礎を学ぼう~」を行いました。
今回の学科紹介では、来年度から新しくなるカリキュラムや実際の授業の様子について教職員が詳しく説明した後、食物栄養専攻2年生が現在授業で取り組んでいる料理コンクールについて本人が解説しました。コンクール出品のためには、食材選びにはじまり、試作を繰り返して修正していくという大変さとこれまでの学びを統合していくやりがいが垣間見える体験談を語ってくれました。
つづく模擬授業は、まず理化学実験室にて、溶液の重量や容量を色んな実験器具で測って記録したり、現在ニュースで度々目にするPCR検査に関する話を聴いたりして、栄養士にとって重要な科学的なものの見方の重要性を学びました。その後は、調理実習室に移って、和食の基礎となる昆布とかつお節を使った一番だしを取ってすまし汁を作るという実習も体験しました。実習内では、うま味成分が含まれる食品の解説や、簡単なようできちんとポイントを押さえないとおいしさが損なわれてしまうだしのとり方の細かな手順を丁寧に確認しながら行いました。最後には、琥珀色のきれいなだし汁の心地よい香りが実習室中に漂いました。この模擬授業を通して、和食のすばらしさを実感し、食文化の継承に思いを馳せてもらえるとうれしいです。当日の様子をダイジェストした動画がありますのでどうぞご覧ください。
画像をクリックしていただくと動画をご覧いただけます。
次回7/17(土)の模擬授業は、発汗量の増える暑い季節や運動時に補給するスポーツ飲料について学べる「スポーツと栄養~スポーツ飲料とは?~」と、地元スーパーマーケットいちいと食物栄養専攻がコラボレーションした商品の裏側を知ることができる「食事と健康~健康課題を意識した弁当開発~」の2本立てです。オープンキャンパスでは毎回体験型の実習がありますので、おひとりででも、何度でも、お気軽にご参加ください!