食物栄養専攻　10/31(日)特別研究で開発した食品を「福島駅前軽トラ市」で販売します。今年は塩分控えめ芋煮とCa補給グミ！

　食物栄養専攻では2年次になると食生活、健康科学、栄養データサイエンス、食物学の4領域に分かれそれぞれの研究テーマで1年間の取り組みをまとめ、その成果を2年生全員が、展示や口頭形式で1年生、入学予定者、教職員に向けて発表します。

　今年度、食物学ゼミの2年生は、10/31（日）に開催を予定している福島市主催の直売イベント「福島駅前軽トラ市」で、研究成果の一部を試験販売という形で発表いたします。このイベントには昨年度も出店し、地域住民の皆様や本学卒業生など多くの方々のおかげで目標の売り上げ数を達成しました。その先輩たちを参考にしながら、マーケティングリサーチを踏まえたターゲットとコンセプトの設定、食材の選定、レシピ考案、試作、パッケージデザイン、販売ブースのディスプレイに至るまですべて学生自身が企画・実施しています。

　現在、販売の準備をしているのは、福島市の特産品や本学をイメージした栄養士の卵らしい2品です。1つ目は、福島市産の野菜類、芋類、きのこ類をふんだんに取り入れた「野菜ごろっとふくしま芋煮（おいしく減塩◎醤油味／みそ味）レトルトタイプ1～2人前（￥500／1パック）です。かつお・昆布だしや香味野菜を効かせ、塩分は１ｇ／１パックと控えめです。2つ目は、普段の食生活で不足しがちなカルシウムを簡単においしく摂り入れられる「手軽にCa補給！ 福島のカルシウムグミ（ミルク味／いちごミルク味／桑の葉ミルク味／コーヒーミルク味／ハックルベリーミルク味、各300円／1袋）」です。
　商品のPRをするのにも制限が多く、販売促進活動は困難な状況ですが、創意工夫をこらして準備しています。また、栄養や健康面だけでなく、環境への配慮の一環で、芋煮のだしを取るために使っただしがらを使って、購入者特典のふりかけも作製しました。10/31(日)は、福島駅前通りの本学ブースに立ち寄っていただけるとうれしいです！このイベントには農家さんによる青果物とさまざまな加工食品の販売、地元飲食店のキッチンカーなどが多数出店します。
　イベントの詳細はこちらをご覧ください≫https://www.cjnavi.co.jp/event/20210629keitoraichi/
下記は昨年のイベント当日の様子です。

　特別研究ではこのような食品開発系以外にも幅広いテーマで取り組んでいます。今年度の特別研究発表会は、2022年3月5日（土）を予定しています。