食物栄養専攻2年生「栄養士実力認定試験」のために総復習しました!結果は来年1月末頃に発表予定
食物栄養専攻では、2年次の毎年12月に一般社団法人全国栄養士養成施設協会が主催する「栄養士実力認定試験」を受験し、栄養士としての専門知識が十分に身についているかを確認しています。栄養士と管理栄養士養成課程の学生が受験する受験者数1万人規模の試験です。今年度は12/12(日)に実施され、その日まで2年生の24名が受験に向けて対策授業や模擬試験で総復習をしました。
本学では、評価レベルのA認定(栄養士として十分な知識を有しているレベル)を目指し、各科目の重要ポイントを復習する講義と過去問題のミニテストを繰り返し行っています。さらに、教員たちによる手作りの模擬試験の実施や、苦手科目については授業外でも補習を行ったり、自主的に個別指導を受けたりもしました。指導する先生たちも学生が飽きないように授業方法を工夫して、ぎりぎりまで学生たちと共に準備を重ねました。
試験内容は、公衆衛生学、解剖生理学、生化学、食品学、臨床栄養学、給食管理論など14科目にプラスして複数の分野にまたがる総合力問題があり、全85問が出題されます。幅広い知識が問われるため、初回の模擬試験後は疲労と不安が見られましたが、栄養士として必須となる知識ばかりなので、確実に身についていく機会にもなります。試験本番翌日に行った予想解答発表と自己採点では、手ごたえを感じている学生たちもいました。
食物栄養専攻で学んだ2年間の成果を十分発揮し、栄養士や食の専門家として専門知識をしっかり身につけ、自信を持って卒業できるように当試験の受験を本学では勧めています。そして、この経験は、卒業後に栄養士の実務経験を経てぜひ受験してほしい管理栄養士国家試験の土台になります。今年度の受験生の成績発表は来年1月下旬頃の予定です!