食物栄養専攻~栄養士活動論(その7)※~いちいコラボ弁当の開発~
実践的な学びを通じて、栄養士の社会的役割と栄養士の業務について理解を深め、食の「開発」「演出」「運営」のクリエーターであるフードコーディネーター3級の資格取得に必要な知識と技能を身につけていく「栄養士活動論」ですが、この科目内では毎年、スーパーマーケット「いちい」さんとコラボレーションした「春のお弁当」の開発を行っています。本科目内で実践してきた「多様な人々と協働して地域の健康問題を抽出し、問題解決を目指した商品開発を行う」の総仕上げとなる内容です。
この過程では、コンセプト設定から、献立作成、栄養計算などこれまで行ってきた事項に加え、ネーミングや彩りなど、「選ばれる」「売れる」ための要素も盛り込んでいくことも大切です。このような課題に対しても、2人1組のグループで真摯に向き合い、協力しあいながらPDCAサイクルを回して試作と改善を重ね、「いちい」さんに向けてのプレゼンテーションに備えていきます。
(写真のお弁当は惜しくも発売決定とならなかったものになります。発売決定となったお弁当の情報はオープンキャンパス当日のお楽しみです。)
本学で3/19(土)に開催されるオープンキャンパスでは、お弁当開発について、実際に携わった学生から紹介するほか、発売予定のお弁当の一部を一足早く試食していただく予定にしています。栄養士としての学び、そしてフードコーディネーターとしての学びにご興味がある方、そして、「お弁当を一足先に食べてみたい!」というみなさまのご参加をお待ちいたしております。
※本科目は、2022年度から「フードコーディネート論I」と改称します。食物栄養専攻における栄養士取得に必要な科目に加え、「フードコーディネート論I」「フードコーディネート論II」を履修することで、フードサイエンティスト3級の資格を取得することができます。