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食物栄養専攻~特別研究「栄養データサイエンス」〜研究テーマの設定のための調査


 食物栄養専攻2年次では、食や栄養に関する課題を一人ずつ設定し、1年間かけて、課題の解決に向けてこれまでの学習の成果を総動員しながら探求していく「特別研究」が必修科目となっています。短期大学の栄養士養成課程でありながら「卒業研究」にあたるカリキュラムを設定しているのも本学の学びの大きな特色です。
 「特別研究」は教員ごとに大きなテーマを設定した「ゼミ」に配属して、担当教員の指導のもと進めていきます。昨年度からスタートした「栄養データサイエンス」ゼミでは、ゼミの学生たちの研究成果をもとに練り上げた計画が「第4回福島テックプラングランプリ」で企業賞を受賞し、研究基盤の整備と事業化への加速が進むこととなりました。今年度も、その基盤を受け継いで、さらに進んだ研究を行いたいと意気込む6名の学生が配属となりました。

 まずは、各自の研究テーマの設定からです。どんなことが知りたいのか、また、そのことについて現在までにわかっていること、わかっていないことはそれぞれ何か、を、調査していきます。この際、大切なことが2つあります。
  一つめは、教員もゼミの仲間も、研究アイデアを絶対に否定しないことです。これにより、今までにない斬新な研究テーマが生まれる可能性が大きくなります。アイデアはWeb上のチームコミュニケーションツールで、教員とゼミ生全員で共有し、相互のテーマ設定や研究の遂行に役立てていきます。
 もう一つは、必ず、信頼のおけるデータ源を使って調査する、ということです。「信頼のおけるデータ源とは何か」については、テーマ設定の前にしっかりと指導し、毎回の活動においてもチェックを繰り返していきます。Web上に多数存在するデータベースの扱い方も、基礎からしっかりと身につけていき、テーマ設定から実際の研究活動に至るまで、フルに活用できるようになっていきます。
 本研究の進捗状況は、引き続き、ホームページやオープンキャンパス等でお伝えしてまいります。

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