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食物栄養専攻1年、味の素を招いて五基本味の識別試験を行う


食物栄養専攻1年授業「調理科学実験」では、東京と仙台から(株)味の素の講師をお招きして、官能評価の基本である五基本味の識別試験を行いました。食べ物のおいしさと基本味、味が伝わる仕組み、日本人が「うま味」を発見したことなどを最初に学びました。
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五基本味の識別試験では、甘味、塩味、酸味、苦味、うま味、そして水の6個のコップの試料を少しずつ、よく味わいながら解答していきました。昼食後すぐの実験だったので、官能評価としては難しい時間だったのですが、全問正解の学生が3名いました。
自分の味覚について認識しただけでなく、うま味を利用した減塩方法についても学ぶことができました。学生の感想をいくつか紹介します。「うま味は昔からあったのではなく、日本人の健康状態改善を目指し発見されたものであるということに驚きを感じた。」「5味の識別調査ではすべて味が識別できると思っていたが、2つしか当たらなかった。栄養士になる前に正確に識別できるようになりたいと思った。」
「他の教科で相乗効果などを習っていたが、実際に体験し、確認できてよかった。」
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