臨床栄養学実習 厳しい食事制限の大変さを改め実感!初めて作って、食べて、感じる「腎臓病食」
桜の聖母短期大学食物栄養専攻2年生の「臨床栄養学実習」では、腎臓病食を作りました。教科書に載っている有名な献立に挑戦。朝昼夜食と間食でエネルギー2000kcal、たんぱく質40g、塩分5.3gの食事です。エネルギー量は高く、低たんぱく質、低塩分の食事であるため、献立も調理も難易度が高いものです。
学生たちは、砂糖より甘味を感じない甘味料「粉あめ」を使ったり、油をたくさん使う調理法を体験しました。株式会社バイオテックジャパン様、木徳神糧株式会社様のご協力により、学生たちは、低たんぱくの米、ごはん、パンなど、高価で貴重な特殊食品を使って調理をし、食べさせていただきました。
【朝食】 ツナマフィン コールスロー ハーブティー(粉あめ入り)
【間食】 洋なしのホイップかけ
【昼食】 カレーミートソーススパゲティ さつまいもとりんごのサラダ 桃の寒天(粉あめ入り)
ジンジャエール
【夕食】 鯖の竜田揚げ 春雨ときくらげの炒め物 ごはん みそ汁
味はおいしくても、やや特殊な献立なため、一人一人のお腹に合わせて食べるようにしましたが、ほとんど残さず食べていました。たんぱく質1/25のごはんや低たんぱく質のパンも試食しました。学生たちは、厳しい条件をクリアしなければならない献立作成の大変さ、調理する側の苦労、毎日食事制限のある患者さんの思いなど、いろいろと感じ学んだようです。
株式会社バイオテックジャパン様、木徳神糧株式会社様には、ご協力をいただき、ありがとうございました。