国見町りんごスイーツ開発プロジェクト(史跡・自然・果樹園フィールドワーク)
食物栄養専攻2年生は「地域食生活論」の授業で、国見町でフィールドワークを行いました。国見町(福島県伊達郡)の特産品であるりんごのスイーツ開発のための事前学習です。国見町の職員や町の方のご協力により、史跡、文化財、自然、果樹園で、国見町の宝物を直接触れる機会を作っていただきました。
ジブリの映画「トトロ」に出てくるような森のトンネルの入口で記念撮影。落ち葉でふかふかの道と、左右の木から伸びた枝のトンネル道が続いていました。マイナスイオンが降り注ぐ中をゆっくり歩いている時に、スイーツのアイディアが得られた学生もいたようです。松尾芭蕉も通った「長坂峠」です。
また、約900年前に藤原奥州軍が築いた堀と土塁の「阿津賀志山防塁」を歩いたり、大正10年(1921年)に作られた国登録有形文化財「奥山家住宅洋館・主屋」の中に特別に入らせていただいて、奥山家の歴史や暮らしぶりについてお話を聞いたりしました。
午後は、果樹農家さんから「りんごの1年」についてお話を聞いた後、3つのグループに分かれて果樹園で摘果作業の体験をさせていただきました。学生たちは、農家さんが想像以上に長い時間と労力をかけて、りんごや桃を大切に育てていることを知り、スイーツ開発への意欲がより高まったようです。