平泉スタディツアー「かわらけ煎餅」探訪!
世界遺産「平泉中尊寺」の周辺には岩手の郷土菓子を伝える菓子店があります。池田ゼミでは米粉を使用した「かわらけ煎餅」(写真右)やいわて駄菓子などを研究するために日帰りツアーを行いました。「かわらけ」は素焼きの酒盃で、平安時代の宴に使用されており、多く出土されています。「かわらけ煎餅」は平泉産の米粉を入れた独自の配合で仕上げた平泉の新銘菓です。
「こがねや」のかわらけ煎餅はシナモン入りです。昔の手法で作るいわて駄菓子も販売している貴重な菓子店です。試食もさせていただきながらお話を伺いました。数軒先にある「吉野家」のかわらけ煎餅はそば、小豆、よもぎの三種です。四代目の若主人は研究熱心で、子どもたちの健康にも良い新作菓子も作っています。
美味しい紅茶の淹れ方を知りたいという若主人の要望に応えて、学生たちは持参した紅茶道具を使い、紹介しました。お土産に特製シュークリームをいただき、楽しい交流のひと時が終了しました。