9/28(土)自家焙煎珈琲 「椏久里」ディレクターである市澤美由紀先生に「ウィーンの菓子を楽しむ」という講座で、マリー・アントワネットが大好きだった「クグロフ」というお菓子を教えていただきました。
「クグロフ」というのは、フランス・アルザス地方やオーストリアの伝統的な菓子で、小麦粉・砂糖・卵・バター・牛乳などを合わせた生地に、干しぶどうなどを入れて、イーストを用いて発酵させたお菓子です。ねじれた王冠のような独特な形の型であるクグロフ型で焼く点も特徴の一つです。
このお菓子は、マリー・アントワネットの大好物で、18世紀に彼女が嫁ぐ際にフランスに持ち込んだそうです。
今回受講生は4名(1名欠席)と少ない人数でしたが、和気あいあいとした雰囲気の中で、ケーキ作りからラッピングまで上手にでき、最後にコーヒーをいただきながら試食しました。皆さん自分が作られた「クグロフ」1台をお土産に大変満足して帰られたようでした…と先生からも感想をいただきました。
またこの講座のアシスタントをしてくれた学生からも感想をいただきました。
私は食物栄養専攻ではないがクグロフという普段なかなか見る機会のない洋菓子作りを拝見し、とても貴重な体験になりました。将来、家庭を持ったときにこうした洋菓子を振る舞える母親になりたいと思いました。
次回の講座は10/26(土)10:00からで-ウィーン市民が好んで食べるヒンバァートルテ-というお菓子を作ります。皆さんぜひご受講ください。