生涯学習センターが東日本大震災直後から力を入れてきたプログラム「傾聴ボランティア養成講座」。
今年度は会津で展開です。
題して「傾聴ボランティアぜみな~る」。
講師は、東京で長年傾聴ボランティアをされて、当センターのプログラムでもずっと講師をしてくださっている岡安詔子先生。(動画は、岡安先生の情熱的な講座の一コマです。)
今回も、わざわざ東京から会津まで来てくださいました。
このプログラムの特徴は2つ。
1)傾聴ボランティアの養成を、4月から11月という中期スパンで行うこと。単発講座ではないということです。
2)会津若松市社会福祉協議会、あいづ小さな風の会、桜の聖母生涯学習センターの3団体が連携し、役割分担をして講座を支えているということ。
会津社協は、会場設営、受講生募集や資料作成などなどを行い、当センターはプログラム設計指導、講師と社協のコーディネートなどプロデューサー的機能を果たし、すでに傾聴ボランティアを電話を通じて実践しているあいづ小さな風の会は、本プログラムで養成されたボランティアの活動・実践の受け入れ的役割を担う予定です。
4月26日に第1回がスタート。
岡安先生の講座へかける熱意に応えるように、受講生のみなさんの本気度もすごい!
真剣なまなざし、何度も何度も繰り返されるうなずき、メモの数・・・。
地域貢献したい、近所貢献したいという方もいらっしゃれば、コミュニケーションが苦手だから、自分を変えてみたいと受けてみたという方もいらっしゃいました。
期待以上の学び、思っていたよりもっともっと傾聴スキルを学んでみたくなった、目からウロコ、家庭でも実践していきたい・・・などなど、たくさんの受講後の声がありました。
ありのままの自分を受け入れられるように、希望を持って明日へ歩めるように、相手を支えていこうとする素敵なボランティア。
福島県の心のケアの課題に少しでも寄り添えるような、そんなプログラムにしたいと思っています。
★新聞にも取りあげていただきました。
『福島民友』2015年4月28日(火)
P11 「HOMETOWN会津」欄