満開の桜の下、4月13日に今年も「傾聴ボランティア養成講座」がスタートしました。
この講座は「公益信託うつくしま基金助成事業」として、受講料無料で開講しています。今年度の受講生は41名。4月から8月まで毎月1回ずつ、「傾聴」に関する体系的なプログラムを履修していきます。
初回は、傾聴ボランティアトレーナーとして長年ご活躍の岡安詔子先生を東京からお招きして「傾聴ボランティアの意義」について学習しました。傾聴に関する理論、援助的コミュニケーションの重要性と基本的なスキルを、ロールプレイングを交えて学習しました。普段あまり気に留めていない「心をこめて聴く」ことの難しさを、受講生の皆さんはそれぞれ感じていたようです。
次回は、5月18日に福島県立医科大学名誉教授の香山雪彦先生をお招きして「寄り添うことの重要性」について、精神科医の臨床の現場からの実例などを踏まえてお話いただきます。