「人生100年時代」と言われていますが、最も関心が高いテーマは、やっぱり「健康」です。みなさんは、ご自分の健康管理に何か工夫をされていますか?何か継続していることはありますか?何か気がかりなものはありますか?
今回は、本学生活科学科食物栄養専攻の梶谷教授より「高血糖と糖尿病との関係」の講座をしていただきました。
先生がおもむろに取り出したのは、3つの何やら怪しいボトル・・・。
「では、これ、ちょっと舐めてみてください」と、3種類の白い粉を私たちは舐め比べさせていただきました。「これ、すべて“糖”なんですけれども、でも、構造も性質も異なるんですよ」とのこと。実際に舐め比べしてみると、口の中での溶け具合も甘さもそれぞれ違っていて、“糖”の奥深さを感じました。
そこから膵臓や肝臓の働き、食後の血糖値の変動を学んだうえで、規則正しい食習慣の大原則を教えていただきました。
みなさん、朝食はきちんと食べていますか?
食事はゆっくり食べてますか?外食は頻繁にしてませんか?
今回は自分の食習慣について、厳しく見直す貴重な機会となりました。
「〇〇のような食べ方はどうなるの???」という質問も受講生から多々。
それは「高血糖を予防・改善するための食事」(12月3日開講)で、詳しく解説される予定です。
血糖値は、普段の私たちの目に見えないからこそ気を付けたいものですね。