当センターでも人気講座になっている重川先生の薬膳講座。四季折々に合わせた薬膳講座を展開してくださっておりますが、今回は寒い冬に身体を冷やさない薬膳調理講座を実践していただきました。

言うまでもありませんが、寒さは身体を冷やし、血行不良を起こします。それに伴って、身体の不調が出てきたり、もともとの持病の悪化を招く場合もあります。重川先生曰く、腎臓が冬とつながりがあるため、身体を冷やさないようにして「腎」の働きを助けることが重要なのだそう。

本日の薬膳メニューは、「きのことあさりのご飯」「生姜とねぎの味噌汁」「山芋のゴマだれ焼き」「白菜と黒きくらげの炒め物」「薬膳茶」の5品。

先生のレシピには、その食材がからだのどの臓器に影響・作用するか示した「帰経」とどのような身体症状に作用するかという「適応症」なども一つ一つ記載してあり、単なる料理講座ではなく、薬膳を学びつつ実際に作るという実践的な講座となりました。

受講生からは「食材の説明、調達、効能などどれも知りたかったことだったので、大変うれしい」「福島でなかなか薬膳を教えていただく機会がないので、また教えてください」「簡単時短メニューで良かった」などの声が届きました。

またコロナが落ち着き、実際の調理講座が開講できたことで「みなさんとワイワイと作りながら楽しめた」という感想もありました。

「一緒に実際的に・実践的に学ぶ」ということを、みなさん楽しめたようです。
さぁ、本格的な冬はもうすぐそこです。
「腎」に気を配って、体調管理をしっかりいたしましょう。