「到来」と聞くと、なんだかワクワクしませんか?
何かがやってくる。なんだろう。何が起きるのだろう?・・・などなど。
「アドベント Advent」という言葉があります。これは「到来」を意味するラテン語「Adventus」が語源で、キリストの到来を表します。イエス・キリストの降誕を待ち望む期間で「待降節」「降臨節」などは、聞いたことがある方がいらっしゃるのでは?
さて、さて。
今回は、自家焙煎珈琲 椏久里ディレクターの市澤先生にウィーンのお菓子講座をお願いしました。
今回は、クリストシュトーレン。
このシュトーレン、ドイツやオーストリアのアドベント期間ではなくてはならない伝統的なお菓子。洋酒に漬け込んだドライフルーツをたっぷりのバターと一緒に練りこんで焼いた、日持ちのよい長細いパン。
待降節の間、イエス・キリストの降誕を待ちながら、薄く切って毎日ちょっとずつ食べるのです。