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お知らせ

行ってきました!山形ヒメサユリの自生地へ

今年度の現地学習講座は、山形県南部のヒメサユリ自生地を訪ねました。当日の6月5日は天候にも恵まれ、昨秋開通した東北中央道を利用し米沢を目指しました。

午前中は、米沢から北西へ約20km西置賜郡飯豊町にあるホトケヤマ散居集落展望台を訪ねました。バスを降りてから、山道をのんびり歩くこと午前中は、米沢から北西へ約20km西置賜郡飯豊町にあるホトケヤマ散居集落展望台を訪ねました。バスを降りてから、山道をのんびり歩くこと30分。講師の横田清美先生から、道の両脇にある草花の解説を聞きながら辿り着いた展望台。そこには田植えの終わった緑の田圃に、杉木立に囲まれた住居がまるで小島のようにぽっかりと浮かんでいました。

なんとこの景色、「第1回美しい日本のむら景観コンテスト」で最高賞の農林水産大臣賞を受賞した景色です。パノラマで見る日本一の風景に、山道を歩いてきた疲れも吹きとびました。

午後からは、山形県東置賜郡川西町にある国指定の史跡、下小松古墳群を訪ねました。前方後円墳17基を含む約200基の古墳が群集する東北地方最大規模の古墳群で、墳墓の周辺にはひっそりとヒメサユリが咲いていました。古墳群は標高250mの里山で、カキランやトキソウ等の貴重な植物や昆虫も見ることができました。

また、中腹からは明治時代の英国人女流探検家イザベラ・バードが「東洋のアルカディア(桃源郷)」と、その眺めを絶賛したと言われる米沢盆地を望むことができました。

受講生からは、「近くの山形にこんな古墳群があるとは知らなかった」「自生のヒメサユリを見ることが出来て良かった」「自然の中を歩きながら、原風景を見ることができて良かった」との感想が寄せられました。

 

今年の現地学習講座では、山野草だけでなく日本の原風景とも言える美しい眺めも楽しむことが出来ました。さて、来年はどこに出かけましょうか?乞うご期待!

 

 

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