みなさん、最近ぐっすり眠れていますか?新型コロナウイルスの影響で、感染や経済的な問題に対する不安、自粛による様々なストレスにより睡眠障害などの問題も多くなってきているようです。コロナに負けない免疫力をアップするために、睡眠はとても大事です。
こんな時だからこそ、睡眠のプロ、大槻美恵子先生(上級睡眠健康指導士・産業カウンセラー)からのメッセージを皆さんにお届けしたいと思います。
「今こそ免疫力をアップさせる良質な睡眠を!」を、ぜひご一読いただければと思います。
今こそ免疫力をアップさせる良質な睡眠を!
上級睡眠健康指導士 産業カウンセラー
大槻 美恵子
目に見えない新型コロナウイルスに脅えながら自粛生活が続いております。閉塞感が伴う不自由な生活の中、睡眠障害等で体調を崩され悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな今こそ受講生の皆様には免疫を増強させてくれる良質な睡眠をとって頂きたい!との思いからコロナ応援メッセージをお送り致します。ここで言う良質な睡眠とは、まずは寝入りばな90分中に深睡眠(深~い眠り)が充分取れている眠りのことです。その深睡眠中に成長ホルモンが分泌し、全身の細胞を修復したり免疫力をアップさせてくれるからです。
そこで良質な睡眠をとるための6つの技を起床してから就床までの時系列で並べてみました。人の顔や性格と同じくらい十人十色の個性がある睡眠ですが、何事も基本が大事ですので6つの技をお試しください。
良質な睡眠のための6つの技
2.就床5時間前 カフェインは飲まない。
3.就床3時間前 イライラしない、怒らない、余計な心配をしない。他人が嫌がる小言は言わない。
4.就床2時間前 眠りのホルモンを抑制してしまう青白い光(スマートフォンなど)にさらされないように注意する。
5.就床1時間半前 お風呂などに入って体温を上げる。そうすれば眠くなる頃には体の中心部の深部体温が下がり、深睡眠を獲得しやすい。
6.眠る直前 1日生きた自分を褒めて労ってあげる。なるべく寝酒はしない。
ご自分の若かった頃や絶好調時の睡眠と比べて「あの頃は寝さえすれば朝はすっきり目覚めたのにー!!」と焦ったり怒ったりしていると、今晩もその興奮が再現され良質な睡眠の妨げになってしまうものです。もちろん睡眠ですっきり疲れが取れなくても眠れた分の睡眠に感謝して頂ければ素敵な習慣になることでしょう。それでは6つの技を実践しながら免疫力をアップさせる良質な睡眠を得てください。