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講座名:「この不安の時代をどう生きるか」
講 師:香山 雪彦先生(福島県立医科大学名誉教授)
曜 日:水曜日
時 間:18:30~20:00
日 程:11/17・12/15・01/19・02/16・3/16
受講料:8,550円(全5回)
定 員:8人
【プログラム】
1.コロナ禍で吹き出してきた不安の現れ
2.若い人たちの不安のあり方の変化
3.不登校と高齢化する引きこもり
4.アルコール・薬物・ギャンブル依存
5.共依存の泥沼に陥らないために
【香山先生からのメッセージ】
この講座は、福島県立医科大学で脳機能の研究・教育に携わり、同時に摂食障害に苦しむ人たちとその家族にかかわってきて、今は精神科医として活動している香山が、その経歴の中で考えてきたことを人生の集大成として伝えておきたいと考えるものです。
数年前から、ほぼ2週間ごとの水曜日の夜に、春・秋・冬講座の全16回のシリーズとして様々なテーマを論じてきたのですが、昨年は予定していた講座をすべて中止にしました。私は聴いていただいている人たちの表情などによって話す内容を修正していくとともに、その視線によって意気が高まっていくと感じる、そのような講座だったのですが、ウェブの講座ではとてもそれと同じようにやっていけないと感じたからです。
しかし、今年度になって試しに引き受けてみた単発の講座で、ウェブで聴いてもらっている人たちに話しかけることに少し慣れたのと、聴く方もウェブに慣れてきていることを感じたので、講座を再開することにしました。ただ、仕事が変わって非常に忙しくなっていることもあって、毎月1回だけから始めたいと思います。
内容はタイトルを下に示すもので、昨年来、特に私の心を占めてきている生き方にかかわる「こころ」のありようを中心に、人生の中で考えておくべき問題の解説講義と、その後のディスカッションです。講義はいずれも、心理や福祉の援助専門職の方々に聴いていただいても耐えられる内容にするつもりです。
【香山雪彦先生(福島県立医科大学名誉教授 医師) 略歴】
1945年 京都市に生まれる。小学校から高校まで和歌山市で育つ。
1970年 山口大学医学部卒業。山口大学病院で麻酔科医として臨床と研究に従事。
1974年~1976年 米国ロチェスター大学脳研究所留学。
1977年 倉敷中央病院 麻酔科・ICU勤務。
1978年 大阪大学医学部 付属高次神経研究施設 神経生理学研究部で研究に専念。
1984年 秋田大学医学部 生理学第一講座 助教授
1987年 福島県立医科大学 生理学第二講座(後に医学部神経生理学講座)教授。
2011年 福島県立医科大学 定年退職。福島学院大学 大学院臨床心理学研究科 教授。
2016年 福島学院大学退職。桜ヶ丘病院勤務
2021年 桜ヶ丘病院退職。介護老人保健施設ケアフォーラムあづま勤務(施設長)
1992年から 精神科医・看護師・心理士の有志とともに摂食障害に苦しむ人たちとその家族の自助的なグループ「福島お達者くらぶ」のスタッフを務め、現在はその代表として事務局を担当(そのホームページにさまざま情報を掲載している)。
摂食障害を中心とする診療も継続している。
主な著書 『病棟で働く人のための生理学』 学研メディカル秀潤社
『食を拒む・食に溺れる心Ⅱ:生きづらさと依存からの回復』 思想の科学社
申し込み先:桜の聖母生涯学習センター
電話 024-535-2531
E-mail : s-center@ssjc.ac.jp
https://www.sakuranoseibo.jp/s-center/