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お知らせ

片柳神父様のご講話「豊かな命を生きるために」 ~マザー・テレサからのメッセージ~

キリスト教に立脚している本学では、インサイトセッションという行事を非常に大切にしています。これは自分の内面とじっくり向き合い、自分の生き方を考える時間です。
 今年の2年生のインサイトセッションでは、カトリック宇部教会主任司祭である片柳弘史神父様をお招きして、「豊かな命を生きるために」というテーマでご講話をいただきました。そしてこのセッションは桜の聖母生涯学習センターの受講生にも開放され、多くの方々が学生と共にこれからの生き方を学びました。


片柳神父様といえば、マザー・テレサご本人から神父になることを勧められ、インドの「死を待つ人の家」で共に活動されたことでも有名です。自ら撮影したマザー・テレサの写真と共に、彼女の信念とメッセージについてお話くださいました。


印象深いのは、マザー・テレサはすべてを脇に置いて、目の前に存在するその人そのものをしっかり見つめ、手を握り、一言も漏らさず笑顔で話を聴くその姿勢のお話でした。目の前の人の内にイエスを見よという信念のもとに人と出会うことによって、マザー・テレサに5~10分会えば、誰でも「私が世界で最もマザー・テレサから愛されているのだ」と確信を抱いてしまったそうです。


さて、みなさん。今、目の前にいる人にしっかり向き合っていますか?目の前の人の話を一言も漏らさず聴いていますか?相手の温度を感じていますか?人々との出会いを心から喜び、笑顔でいますか?その人の命のかけがえのない尊さを感じていますか?

何かと忙しく、あれもこれも・・・と追い込まれてしまっている日々を生きてしまっている私たちには、ゆっくり自己対峙し、何が今重要なのか、私の命をどう使うべきか、どう使いたいかをもう一度問い直す時間が必要なのかもしれませんね。


片柳神父様にはご著書のサイン会までお付き合いいただきました。本当にありがとうございました。

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