福島市産官学連携プラットフォーム事業（通称「F８事業」）の「人生100年時代学び直しチーム」が主催する「生涯学習のつどい」ですが、2024年度も開催されました。昨年度から、ChatGPTを利活用して楽しいワークショップを行っていますが、今回のワークテーマはなんと「漫才」！！！

講師は、前年度に引き続き情報システム開発、ITコンサルティングなどでご活躍されている長井英之氏にお願いして生成AIの進化と弱点を解説していただき、その上で漫才シナリオを作って、グループごとに発表しました。

多世代で生涯学習を語り合うこと自体が珍しいのに、AIを使い漫才を作成し、そしてそれを披露する・・・という、なんと充実したワークショップなんでしょう。きっと全国では初めてかも（笑）。

当然ながら、参加者はプロのお笑い芸人はゼロの素人集団です。しかし、関西弁に苦労したり、ボケとツッコミに絶妙な「間」をとってみたり、小道具を使ったり・・・といろいろと工夫して、漫才を披露し会場は爆笑に包まれました。


受講生のみなさんからは、「最初は難しいと思った課題もいつのまにか楽しくクリアできたのが印象深い」「AIは面白いし便利だが、使い方を見極めなければならない。」「人間とAIがお互いに補い合えるような社会になっていくためには、大学生のうちにAIの特徴や弱点を知ることが大切であると思う。そのためには、少しずつAIと関われるような学びを増やしていくべき。今回のような共に学べる場づくりに今後も期待したい」等の声が寄せられました。

これからはもっと「生涯学習」が重要なキーワードになります。AIをいかに使いこなしながら、学びを通して自らの人生をよりよく生きるか・・・。これが重要ですね。