桜の聖母生涯学習センターによる「傾聴ボランティア養成講座（全5回）」は、震災直後の2012年に本格的に開始されましたが、多くの方々から「もっとロールプレイをしたい」「もっと練習できる講座を作って」という声をいただいていました。このようなリクエストに応えて、「演習クラス」が10月から全3回でスタートしました。

第1回目の今回は、質問をしないで徹底的に話を聴くということがテーマとなりました。会話をしていると、どうしてもどんどん質問したり、時には自分の話に引き寄せてしまったりしてしまいがちですよね。そこをグッと我慢です。話していいのは「うん、うん。で？もっと話して」「それで、それで？」というとっても短いセリフのみ。

もう一つのテーマは、たくさんの種類の相槌探しです。“眉毛で話す”などという表現もされますが、相手の話に合わせて共感を多種多様な表情によって伝えていく演習も行いました。

ところどころに付箋によるグループワークが挟まれて、自分の感想や意見をアウトプット。このアウトプットが止まらない（笑）。講師が「はーい、みなさん、そろそろいいですか？」と言っても、ずっとグループワークが続いている・・・なんていう場面も。


さて、来月は第2回目です。どんな演習テーマが待ち受けているでしょうか。