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お知らせ

【復興講座第3弾】「子どものこころと家族の絆」が開催されました。

2013年度復興講座第3弾は、上智大学総合人間科学部学部長である久田満先生をお招きして、「子どものこころと家族の絆」というテーマで、子どもの未来、福島の未来、東北の未来、日本の未来について考えていきました。

久田先生は心理学の専門家として上智大学にて教鞭をとられている一方で、臨床心理士として福島にも年間何回も訪れているそうです。小学生と共にキャンプをしたり、中学生へ「こころの授業」を展開されて、直接震災後の子どもたちと出会い、対話し、共に笑顔を創っていらっしゃる実践家でもあります。

家族の機能が不全になりつつある今、家族的な、家族に代わる「場」が子どもたちには必要であることから、先生は小学生たちとのキャンプを企画。

講演中のたくさんのスライドには、子どもたちの笑顔、笑顔、笑顔・・・が映し出されました。「キャンプのそれぞれのプログラムよりも、プログラムの合間の対話時間や自由時間のほうが、子どもたちの自主的なかかわりを育てる大事な時間となる」と、“境界の曖昧な時間の大切さ”を強調されていました。

「衣食住が満たされていること」を前提として、「安心感」「所属感」「周囲からの承認」が「心を育てる栄養素」なんだそうです。

多くの地域受講生および「福島学」履修学生たちが、「子どもの笑顔に勇気づけられた」「子育て中ですが、どうやって子どもに向かい合えばいいのか分かってホッとしました」などと、アンケートに書いてくださいました。

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