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高校生に伝えたい 性 いのち   福島成蹊高校



 福島成蹊高校生活部のご支援により、5月20日㈭13時30分から15時まで、「高校生に伝えたい 性 いのち」の講演を、西内学長が福島成蹊高校大ホールで行いました。

 西内学長は、十数年前から福島県と協働して、福島県の十代の性の課題に取り組んでいます。かつて、望まない妊娠をして中絶する十代の割合が、福島県が全国で2位になったことがありました。その数字の背景には、十代に蔓延していた性感染症の課題もあります。
 予防教育としての性教育に、多くの方々が取り組み始め、現在でも、西内学長は橘高校を始め県内の高校生に直接話す機会を頂いています。また、桜の聖母短期大学の山下敦子先生も、依頼されたいつかの高校で、専門職の立場から性教育の出前講座をしています。

 今回は、コロナ禍のため、全校生が入れる大ホールには3年生、小ホールには2年生、視聴覚教室等各教室に分散して1年生、およそ1000名以上の高校生が、ライブとオンラインのハイブリッドで受講してくれました。
 性ホルモンが分泌し始め、心身ともにバランスをとるのがたいへんな思春期は、大人になるための正しい知識と情報、確かに愛されて育ったという「愛された記憶」の確認が重要です。
 また、自分の言葉を大切にし、ゴールイメージをしっかりと持って、今、何を優先すべきかを考えることの大切さを聞いてくれました。
 最後に、生徒の代表から美しい言葉と鮮やかな花束が贈呈され、未来に向けて輝く高校生たちの明るい兆しとなりました。
 贈呈された花束は、桜の聖母短期大学の学生通用口にあるイエス様を抱く聖母マリア像のところに飾られ、登校してくる短大生達を温かく出迎えています。

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