【栗駒山麓エコツアー】エコツアーで地域を元気に!豊かな森で循環型の暮らしを学びました!
福島県森林自己学習支援事業に採択された学生団体「Back to the Natureプロジェクト」が、宮城県にある「くりこま高原自然学校」の指導のもと、2泊3日のエコツアーを実施しました。
本プロジェクトでは、東北地方における好事例として、宮城県の栗駒山麓の豊かな森で気候変動に対する具体策や循環型の暮らしを学び、その取組内容を写真撮影しながら体験しました!
撮影した写真は今後、本学の公式Instagramでの発信やフォトアルバムを作成し、オフラインでも活用できるようにする予定です!
福島県を飛び出し、いざ宮城県へ!
1日目は「栗駒山麓ジオパークビジターセンター」で自然災害と共生してきた地域での学びから“地球”と“じぶん”とのつながりを発見しました。
2日目のメインプログラムは世界谷地・ブナの森トレッキングです!
世界谷地とは「広い湿原」という意味です。
高山植物で有名な湿原、緑深いブナの森、さまざまな栗駒山の魅力を全身で感じました!
あいにくの雨模様でしたが、ブナやミズナラの広葉樹の美しさは雨の日によくわかります。
樹木や草花だけではなく、森のあちこちで見ることのできるコケもまた瑞々しい姿を見せてくれました。
自然学校に戻ってからは、森林環境を活かした循環型の暮らしを体験しました!
ナタや斧を使った薪割り体験、森と水の恵みである「イワナ(岩魚)」をさばき、夕食の準備をしました。
栗駒山麓のおいしい食事の後は、焚き火を囲んでホッとしたり、花火で楽しんだりと思い思いの時間を過ごしました。
最終日である3日目は、前日に割った薪を使って羽釜でお米を炊いての朝食づくり、ホットサンドやメスティンを使ったアラビアータなどアウトドアクッキングを行いました!
その後、これまで森での体験や暮らしがどのように循環しているのか学ぶため、明るい森づくりに取り組んでいるくりこまくんえんにて、地域材の利活用の見学させていただき、まとめとしました!
ひとつひとつの体験そのものが地域の自然や自分の生活とつながっていること、それらを循環させていくことによってよりよい社会に向かっていくことを、まさしく身をもって学べたのではないでしょうか?
また、本プロジェクトの栗駒山麓エコツアーは、学科の枠組みを越えた新しい取り組みでもありました!
エコツアーで紡がれた出逢いとつながりのご縁に感謝し、森林環境などこれまでのタニンゴトをジブンゴトにしてもらえることを期待します!