【短大から】 新入生コミュニケーションワークショップ開催
2024年4月20日(土)、全新入生を対象としたコミュニケーションワークショップが本学カフェテリアにて開催されました。
講師は即興パフォーマンス集団6-dim+[ロクディム]の皆さんです。ロクディムはアドリブでコメディをおこなう男性6人ユニット。「この瞬間を一緒に笑おう」を合言葉に、全国各地で活躍されています。
「自分とは異なる存在である他者と協力をして物語を創造・共創する機会をつくる」ことを大切にデザインされた今回のワークショップは、何が起こるか分からないワクワク感からスタートしました。
「台本もあら筋も用意しない、自分と相手とのコミュニケーションから即興で物語をクリエイトする」という非常にユニークなスタイルで、少なくとも100 回は笑う!!という参画型ワークだけに、期待に胸が高まります。
実際に体験した新入生からは、こんな感想が寄せられました。
「今までは自分を出すということに抵抗があり、どちらかと言えばなるべく避けるようにしてきたと思う。今回のワークショップも正直最初はあまり気分が乗らなかったが、一緒に参加してくれたみんなのおかげで少し抵抗がなくなり、素の自分を出すことができた。ワークショップをした後は、心なしか気持ちがすっきりした。」
「実際にワークショップを体験してみて、まだ一度も話したことのない子や他の学科の子たちと交流が深まりました!」
「ポジティブ・ネガティブの役を両方演じてみることで、普段の自分を客観的に見ることができた。私はどちらかというとネガティブな人間で、あまり否定しすぎると印象が悪くなり、相手を傷つけてしまうということを学んだのでさっそく改善していきたい。」
「人の話しは適当に聞くのではなく、しっかりと聞いていることでいつか役に立つ時が来て、相手を喜ばせるきっかけにもなるんだと気付いた。」
「今日の体験で、最初は緊張していた私たちだったが、多くの人と関わる時間が増えることで、自然と打ち解けて最後は皆が笑顔になっていた。このように、人との関わり合いは自分の人生を彩るのに最適な材料だ。これからは、自分も誰かの人生の一部になれる存在なんだと自信を持って、多くの人と接していきたい。そして、グループワークのある授業でもできるだけ多くの子と関わって、影響力を与えたり、もらったりして創造力を深めていきたい。」
今回のワークショップが、学生たち一人ひとりにとってそれぞれの「なりたい自分」を見つけるキッカケの一つになってくれれば嬉しい限りですね。
自分を知り、他者を知り、そして身近なコミュニティと世界を知る。桜の聖母短期大学の学びはまだ始まったばかりです。