【キャリア教養学科】ビブリオバトル ゼミ別「決戦」~アカデミックスキルズ Ⅱ 2024~
キャリア教養学科1年生必修の「アカデミックスキルズ」は、学生の学修力強化を目的とした科目です。この授業では、大学の全ての科目の学修に必要で、社会人になっても役立つスキルや能力を1年にわたって磨き上げていきます。
本離れが懸念されている中、キャリア教養学科では、毎年、読書を夏季休暇中の宿題とし、その本の魅力を5分間でプレゼンテーションする「ビブリオバトル」を実施しています。そして、前回の講義では全員参加でゼミ別の「ビブリオバトル予選」が実施され、各ゼミのチャンプ本が決まりました。
そして、本日は、いよいよビブリオバトルのゼミ別「決戦」が実施されます。
キャリア教養学科の「2024年度チャンプ本」に輝くのは、どの本なのでしょうか?
早速、決戦の様子を見てみましょう。
今回は5名のバトラーが決戦に臨みました。
「天国での49日間」櫻井千姫(著) 安彦成美さん
「レモンと殺人鬼」くわがきあゆ (著) 齋藤梓さん
「カラフル」森 絵都(著) 松本瑚乃夏さん
「もうじきたべられるぼく」(著)はせがわゆうじ 石川繭翔さん
「終りに見た街」山田太一(著) 櫻田あすかさん
実際には、こんなに大勢の聴衆を前にしてプレゼンをしています。
しかし、バトラーの皆さんは、原稿無しでも、ハキハキと、分かりやすく書籍の魅力をアピールしてくれました。
本当に1年生とは思えないほどの堂々としたプレゼン。
そして、プレゼン後には質疑応答も実施されます。
和田先生からの鋭い質問にも、きちんと答えていました。
さあ、どの本がチャンプ本に輝いたのでしょうか?
チャンプ本は「天国での49日間」でした!!
バトラーの安彦成美さん、おめでとうございます!!
「死んでしまいたい、と思ったことはありますか?」というセンセーショナルな問いかけから始まるプレゼンに、皆が引き込まれていきました。
チャンプ本インタビューでは「自分の本が選ばれるとは思っていなかった」とお話されていましたが、本当に素晴らしいプレゼンで、「読んでみたい!!」という声が多く聞かれました。
バトラーの皆さん、お疲れ様でした。
最後に司書課程の講師でいらっしゃる遠藤先生から講評をいただきました。
「1年生の皆さんが、しっかりと本を読み、大切なことを感じ取れていることがよく分かりました」と素敵なお言葉をいただきました。
1年生の皆さんは、ビブリオバトルを経験したことで、自身のプレゼン・スキルに磨きをかけることができましたね。
後期の授業が始まり、プレゼンをする機会が増えていきますが、今回の経験を生かして、もっともっとプレゼン・スキルをあげていきましょう!!