平成28年8月16日、文部科学省は「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業（テーマB）」の平成26年度採択分（11件）の最終評価を公表しました。

本学が岩手県立大学グループ（岩手県立大学、山形大学、会津大学、盛岡大学、岩手県立大学盛岡短期大学部および本学）として取り組んできました、
東北の「結い」で繋ぐふるさとインターンシップ等の拡充が、最高評価のS
を獲得しました。

評価全体では、
S：当初の計画を超えた取組みが行われたと評価された：4件
A：当初の計画と同等の取組が行われた」と評価された：3件
B：当初の計画以下の取組であるが、一部で当初計画と同等又はそれ以上の取組も見られる： 4件で、C評価（総じて当初の計画以下の取組である）は、ありませんでした。

今回評価を受けた11件の大学グループは、「地域内でのインターンシップ等の受入れ企業の開拓や、受入れ企業に対する指導・助言の実施」、「インターンシップや産学連携教育（コーオプ教育等）等のマッチングの実施」などの4事業に取り組み、平成27年度の補助期間終了に伴い、各大学グループの取組みについて、これまでの報告内容や成果報告書に基づいた書面審査と最終評価が行われました。

最高評価の「S評価」を受けたのは、本学が含まれる岩手県立大学グループ以外に、新潟大学グループ、京都産業大学グループ、島根大学グループの4件でした。S評価を受けたグループは、インターンシップが根付いていない地域における大学や県の枠を超えた連携体制の構築の在り方を示した事例など、ほかの地域のモデルとなり得るような先進的な取組みが行われたと判断いただきました。

本学では、この取り組みを通し、今後ますます“学生の質向上のためのインターンシップ拡充”に向けて努力していきます。

文部科学省の公表サイトもぜひご覧ください。
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/sangyou/1375914.htm