国際ボランティア研修〈体験記④〉『国際ボランティア4日目9月6日』
Montreal滞在4日目の9月6日は、地下鉄に乗りVilla Maria駅に行きました。そこには私たちの姉妹校であるMarionopolis Collegeがあり、そこで英語の授業受けました。
まずはカナダの地図を見ながらカナダの州について学びました。
連邦国家であるカナダは、10の州(プロヴィンス、province)と3つの準州(テリトリー、territory)で構成されていて、州と準州の違いは、連邦政府との関係にあります。州政府と連邦政府は対等の関係にあり、その権限の分配については憲法(旧英領北アメリカ法)で定められているそうです。一方、準州は連邦直轄とされ、連邦議会が定めた連邦法に基づき、連邦政府のコントロールの下で自治権が認められています。また、10の州の中で私たちが滞在していたQuebec州とNew Brunswick州は英語だけでなく、フランス語も話すことがわかりました。
次に、カナダの文化と習慣について学びました。カナダの文化で特徴的なのはフレンドリー、異文化に対して寛容、ジョーク・皮肉が好き、自己主張が強い、アバウト、マイペースでありプライベートが大事、オーバーアクション、レディーファースト・お年寄りを大切にする、陽気などがあります。私たちはこの文化と習慣を英語にして発表しました。英文を作る際に、単語が思いつかず先生に相談すると一生懸命になって私たちが伝えたいことを理解してくださり嬉しかったです。
帰りには隣接する、シスター達が暮らす「インファーマリー」という施設を訪問し、104歳のシスターに会うことができ、こちらが元気をもらいました。Marionopolis Collegeの方々が温かく迎えてくださり、この1日でカナダのことを改めて知ることができ、私たちは多くのことを学ぶことができました。これからも交流する機会を続けていってほしいと思いました。