国際ボランティア研修〈体験記⑦〉『国際ボランティア7日目9月9日』
9月9日は、じっとりと汗ばむような蒸し暑い天気でした。今日はいよいよ「マルグリット・ブールジョア幼稚園・小学校」で交流を行う日です。この日に向けて私たちは日本文化を取り入れたゲームや活動を自分たちで1から作り上げてきました。すべて英語で説明するため、空き時間や夏休みを使って原稿を作り何度もリハーサルを重ねてきました。「私たちの発表が伝わるかな・・・」「楽しんでくれるかな・・・」不安と期待で胸が一杯でした。
学校に着き、案内された体育館で待っているとニコニコして子ども達が来てくれ、少しほっとしました。まずは引率した先生によるマジックショーを披露しました。次に、こども保育コースの学生を中心に子ども達とリズム体操をしました。音楽が流れ始めると、元気一杯に踊りました。
その後、班別に体操の後は分かれて日本文化の紹介を交えたゲームをしました。私の班はカルタを行いました。日本語・英語とローマ字が書いてあるカルタを準備し、最初は私たちが読み手になってゲームを行いました。カナダの子ども達がカルタを見た時のキラキラした目がとても印象的でした。子ども達にとっては初めてのカルタでしたが、取り札を取るのが早くてビックリしました。他の班では折り紙で紙飛行機を折ったり、日本民話の読み聞かせをしたりなどをしました。どのグループの子ども達も楽しく活動に参加する様子が見られ、あっという間に時間が過ぎていきました。
昼食後、校長先生が学校を案内してくださいました。幼稚園児がいる教室ではアルファベットについての授業を行っていました。サプライズで園児がABCの歌を発表してくれ、とても嬉しかったです。
午後は、私たちが宿泊しているホテルの真向かいにある修道院に住んでいるコングレガシオン・ド・ノートルダムのシスターを訪問し、交流を行いました。以前桜の聖母で教えていらっしゃったシスターにもお会いすることができ、私たちの訪問を心から歓迎してくれました。今日は様々な方と出会うことができ、私達の学校とコングレガシオン・ド・ノートルダムのつながりを強く実感することができました。今日も実りある楽しい一日となりました。